美意識の高い男性の中で、顔全体のたるみやフェイスラインの引き上げに効果的な美容医療「ハイフ」が注目されています。
皮膚の土台を作っている一番奥にある層のSMAS筋膜に働きかけ、たるみを改善する治療です。
ハイフはメスを使わない美容医療なので、ダウンタイムもなく周囲に気づかれることなく受けられるため、手軽に始められます。
本記事ではハイフについての特徴や効果、男性におすすめのハイフマシンについてご紹介します。
Contents
1.ハイフとは?
ハイフとは、「High Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波療法)」の略称で、切らないリフトアップ治療とも言われています。
肌には4つの層があり、ハイフは一番深いSMAS層に働きかけ、皮膚の土台から改善してたるみを解消するマシンです。
- 表皮層
- 真皮層
- 皮下組織
- SMAS層(筋膜層)
それぞれの層に働きかけるハイフマシンもあり、表皮層は皮膚の薄い部分や目元の治療、真皮層はハリや弾力アップ、皮下組織は脂肪細胞に働きかけることができます。
2.ハイフの効果
- たるみ改善
- シワ改善
- 引き締め
- ハリ・弾力アップ
- 肌質改善
ハイフはたるみ改善だけでなく、照射した熱によってコラーゲンを生成する働きもあるので、内側からハリと弾力のある肌にします。
リフトアップ機能のある化粧品では肌表面にしか働きかけることができませんが、ハイフなら肌の土台から改善するため、短時間で効果的な治療が受けられます。
3.ハイフのメリットとデメリット
ハイフはフェイスライン、目元のたるみ改善、引き締め効果などがあり、即効性のある治療なのでメリットが多いです。
しかし、メリットだけではなくデメリットも知ることで、失敗や後悔のない治療が受けられるでしょう。
ハイフは熱を照射するため、少なからず痛みを感じます。我慢できないほどの痛みではなく、始めのうちは照射する強さを調整しながら行うため心配は要りません。
治療から数日は筋肉痛のような鈍痛を感じることがありますが、数日すれば自然と治まります。
赤みや腫れの出ない治療なので、施術後はすぐに普段通りの生活ができますが、特別な日のために治療を受けたい方は前日などの治療は控えてください。
ごくまれに内出血することもあり、効果のピークは治療後1ヶ月なので、いつ頃受けるのが最適かは事前にカウンセリングで相談しておくといいでしょう。
4.ハイフがおすすめな人
- 短期間でたるみを改善したい
- おでこのシワをなくしたい
- 頬・フェイスラインを引き締めたい
- 目元のたるみをなくしたい
たるみやシワはメイクでは隠せず、光の加減によっては目立ちやすいこともあります。たるみは筋肉構造の問題のため、スキンケアだけでは改善しないのです。
表情筋を鍛えることが有効ですが、毎日継続するのは大変でしょう。ハイフなら即効性がありすぐに効果を実感できる治療なので、特別な日のために早く改善したい方におすすめです。
また、定期的に受けることで効果が高まるので、顔の印象を変えたい方や見た目年齢を若くしたい方にも向いています。
5.ハイフにも種類がある
ハイフにも色々な種類があり、大きく分けて「医療用」と「非医療用」に分けられます。
医療用は美容クリニックや皮膚科などの医療機関で取り扱っている医療用ハイフマシンで、医療行為の治療として施術するため、高出力のハイフ超音波を照射できます。
一方非医療用とはエステサロンなど医療機関以外で扱われているハイフマシンで、たるみ改善の効果が見込めますが、医療用よりも照射する超音波の深さが違うため、高い効果は見込めません。
医療用に比べると安く受けられるので手軽に利用したい方には向いていますが、持続期間が短いといったデメリットもあります。
効果を重視したい方はクリニックで医療用を受けるようにしましょう。
6.メンズにおすすめのハイフマシン3選
ハイフにも色々種類があるので、どういった機種を選べばいいのか迷ってしまうでしょう。ここでは男性におすすめで、導入しているクリニックが多いハイフマシンを3種類ご紹介します。
- ソノクイーン
- ウルトラフォーマー3
- ウルトラセルQプラス
ソノクイーン
痛みが少ないというハイフマシンは多数ありますが、ソイクイーンは痛みをほとんど感じません。
通常のハイフは線状照射と呼ばれる熱照射方法をしているのに対し、ソノクイーンは点状照射という熱照射方法が用いられています。
ピンポイントで熱を与えるため痛みの少ない治療が受けられることが特徴です。
費用の相場:全顔100,000円~150,000円
ウルトラフォーマー3
ウルトラフォーマー3は、各層に対してにエネルギーを照射できるのが特徴で、引き締めからたるみ改善まで行えます。
カートリッジは3種類あり、皮膚の浅い層に働きかけるカートリッジは目元の治療が可能。
ほかのハイフマシンでは難しい目尻の小じわやまぶたの引き上げを行えるので、まぶたが弛んで目が小さく見えてしまう方や年齢が出やすい小じわをなくしたい方におすすめです。
また、低い出力で照射することで毛穴の収縮や美白効果も得られるため、肌質改善したい方にも向いています。
費用の相場:全顔110,000~180,000円
ウルトラセルQプラス
ウルトラセルQプラスは2種類の施術が受けられます。
ハイフは4種類のカートリッジがあり、目元や皮膚の薄い浅い層から、頬や顎の深い層にまで働きかけたるみを改善。
通常のハイフの他に脂肪溶解できるリニアカートリッジは、熱エネルギーによって脂肪の細胞壁へダメージを与えるため、顔痩せすることができます。
フェイスラインのたるみだけでなく、脂肪によってできた二重あごも改善したい方におすすめの機種です。
また、施術時間が通常30~60分なのに対して、ウルトラセルQプラスは15~20分で完了するので時短できます。
費用の相場:全顔100,000~150,000円
まとめ
ハイフについてご紹介しました。
手っ取り早くたるみ改善できる治療として普及しているため、料金も安くなってきています。
クリニックによっては初回お試し価格を設けているところもあるので、初めての方はそういったサービスから利用してみるのもいいでしょう。
ほとんどのクリニックではカウンセリングを無料で実施しているため、相談だけでもOKです。
クリニックに行くのが面倒な方や、敷居が高いと感じている方にはオンライン診察を行っているところもあります。
ハイフが気になる方は、まずは無料カウンセリングから利用してみてはいかがでしょうか。