サウナの入り方

サウナで「整える」入り方とは?整え方やコツを徹底調査!

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サウナでは汗を流して爽快感を得るために利用する方が多いですが、サウナで「整える」ために通う方も多いでしょう。

整えるとは、最近のサウナブームで良く聞くようになったワードですが、整うとはどのような状態なのでしょうか?

本記事では、サウナで整うとはどのような感じなのか、コツや注意点についてご紹介します。

サウナで整って快楽を得たい方、サウナに行っても整うという感じがわからない方は、ぜひ最後までお読みになり参考にしてください。

1.整えるサウナの入り方とコツ

まず整えるサウナの一般的な入り方を知り、効果を高めていきましょう。

また、コツを知ることで、今まで整った経験がない方でも整えることができるでしょう。

誤った入り方をすると、効果が得られなくなるどころか、健康を害してしまう恐れもあります。

基本的な5つの手順を見ていきましょう。

  1. 水分補給をする
  2. 頭と体を洗う
  3. サウナに入る
  4. 水風呂に入る
  5. 休憩する

1)水分補給をする

サウナでは大量の汗をかくため、入る前にはしっかり水分補給をしましょう。

喉が渇いたと感じた時には脱水症状になっている場合もあります。コップ1杯程度の水を飲み、休憩中もこまめに水分補給をしてください。

2)頭と体を洗う

サウナに入る前には、マナーとして頭と体を洗って清潔にしておきましょう。

頭皮や皮膚に皮脂や古い角質が残ったままだと、毛穴が詰まって汗をかきにくいこともあります。

また、サウナの高温は髪を痛めてしまうため、トリートメントしておくことをおすすめします。

3)水分を拭き取り10分を目安にサウナに入る

サウナに入る前には、毎回水分をふき取った状態にしてから入るようにしましょう。

入浴した後や水風呂の後、体に水滴が付いた状態で入る方もいますが、整えるためにはNGです。体に付いた水分が一気に高温になり、体の深部まで温まる前に体表温度が高くなってしまうからです。

また、体をふくタオルは乾いたタオルではなく、濡らしてから硬く絞ったタオルがおすすめです。先に水分が含まれているので、乾いた状態よりもすぐに拭けます。

水分が残ったままだと、体に付いた水分が一気に高温になり、深部まで温まる前に体表温度が高くなってしまうからです。

10分を目安に入るのがいいですが、のぼせそうになったら無理をせず出るようにしましょう。

高温サウナに入る

いくつかサウナの種類があるような入浴施設では、高温サウナに入るようにしましょう。

低温サウナやスチームサウナでは、温度が低いため整えることは難しいです。

高温サウナでは階段のようになっているところが多いですが、上にいくほど体感温度は上がります。

4)水風呂に1~2分入る

サウナから出たらかけ湯をし、水風呂に入ります。水風呂が苦手な方もいますが、しっかり体を冷やした方が整いやすいです。

全身を一気に浸からせる人もいますが、1セット目ではまだ体が温まりきっていない時は冷たく感じてしまいますが、心臓から遠い手足からゆっくり入りましょう。

時間は1~2分程度が目安ですが、水温は施設によって違うため、冷えすぎないように調整しましょう。

水風呂が苦手という方は外気に当たって冷ましてください。頭もシャキッとさせたい方は、冷たいシャワーを頭から浴びる方法もおすすめです。

5)休憩する

水風呂から出たら軽く水気をふき取って、10分程度休憩しましょう。休まずに続けてサウナに入るのは危険です。

身体が十分休まってから、またサウナに入る→水風呂→休憩を3回程度繰り返します。

始めのうちは入る時間を調整し、無理をしないようにしてください。

こんな時は要注意!

疲れが取れてリラックス状態になれるサウナですが、体調によっては避けた方がいい場合もあります。

サウナは急激な温度差を体感するため、既往症のある方、心臓に疾患のある方や高血圧、動脈硬化がある方は要注意です。

体調に気を付けて利用するようにしてください。

疲れている時は行かない

体調の悪い時はサウナで整えて回復させようと考える方もいますが、逆効果になることもあります。

サウナでのぼせてめまいを起こしてしまったり、サウナから水風呂に移った時に水温と水圧によって血管が縮み、一時的に脳への血流が減ってしまうからです。

サウナでは入りすぎてのぼせてしまい、転倒することも少なくありません。

体調の悪い日は無理せずに休んだほうがいいでしょう。

お酒を飲んだ後は行かない

お酒を飲んだあとに汗を流してスッキリさせたいと、飲んだ帰りに勢いでサウナに行こうとする方もいます。

しかし、飲酒後のサウナは危険です。

アルコールには利尿作用があるため、いつもよりも脱水しやすい状態になっているからです。
お酒でお腹が膨れているから全部汗で出るだろうと考えるかもしれませんが、発汗作用で脱水症状を起こしてしまいます。

サウナで整えようと思った日は飲酒を控えてください。

2.「整える」ことで得られる3つの効果

サウナ→水風呂→休憩を繰り返すことで整うと、快楽感が得られます。

熱いと冷たいを交互に感じることで温冷差の刺激により、脳内にβ-エンドルフィンやオキシトシン、セロトニンなどの物質が分泌されるのです。

それぞれの物質には以下のような効果があります。

β-エンドルフィン・・・鎮痛効果や気分を高揚させる効果
オキシトシン・・・ストレスを緩和する効果
セロトニン・・・精神を安定させる効果

サウナには自律神経を安定させる効果があるため、少し疲れを感じた時や、リラックスしたい時に利用するといいでしょう。

3.サウナで「整う」とはどんな感じ?

整う感じの表現は人によって違います。

  • リラックス状態が極限に達する
  • 宙にフワフワ浮かぶような感覚
  • 多幸感を覚える
  • 酸素と血液が体中を駆け巡っている感じ

整った状態だけ聞くと怪しい感じがしますが、熱い→寒いを繰り返すことで体を極限状態にし、休憩を入れることで筋肉の緊張がほぐれて解放感が得られるのです。

まさに心と体が「整う」という状態になるため、感覚的に整ったかどうかわかります。

サウナに入ると安静時の2倍もの血流が流れるため、汗とともに疲労物質も流れ出ます。疲労回復効果もあるので、整った後は最高のリラックス状態になるのです。

まとめ

サウナで整える方法やコツについてご紹介しました。

定期的にサウナを利用することで、代謝が上がって痩せやすい体質になったり、疲れが溜まりにくく取れやすくなるなどメリットは多いです。

整えることこそ、サウナの醍醐味だと足繁く通う方もいるのでしょう。

初めての方はサウナ5分→水風呂1分→休憩5分を1セットがおすすめです。

しかし、整えるための決まったルールはありません。何度も通ううちに自分に合ったサウナの温度や利用時間、水風呂の入り方などを導き出していくのです。

模索しながら利用するのもサウナの楽しみでしょう。ぜひ、「整う」感覚を体感してみてください。

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izumi

izumi

美容ライター:元エステティシャン・日本エステティック協会認定エステティシャン・化粧品検定3級・マナー検定準3級・色彩士検定4級。個人エステから中規模のエステで勤務。約15年間美容業界に携わっています。様々な観点から美容情報を発信しています。

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